「外環の2」問題は計画ありきではなく、住民合意をていねいにおこなうべき

 外環道本線は大深度地下に変更されたにもかかわらず、外環道の地上の道路計画は残っています。東京都は、周辺地域の杉並区、武蔵野市でまだ「話し合いの会」を継続していますが練馬区では 「話し合いの会」は終わっています。

 区が「外環の2」に関する今後の取組方針(素案)の意見を募集しましたが、多数の反対意見などを含んだ結果は公表されていません。道路計画付近の住民も外環道本線が大深度地下したことで、地上道路問題については知らない人が多いのです。

 都は、大泉ジャンクション地域の約1㎞(目白通り~前原交差点)の事業認可を降ろしました。区が道路最優先としてすすめないためにも、地域住民との合意を優先し、事業を進めないよう求めていきます。

 

この「外環の2」に反対する集会が3月9日に行われます。多くの反対する仲間を増やし、道路計画の廃止に向けて活動をすすめていきます。

 将来的には車の交通量も減少が見込まれるので、今ある道路計画を根本から見直し、環境のためにも歩行者・自転車優先のまちづくり、地域住民が参加し歩行者などの安全性・快適性を重視した道路(コミュニティ道路)づくりをすすめます。