空き家や空き店舗を活用して地域を元気に!~誰でも気軽に利用できる居場所づくりのすすめ~

2013年2月20日 14時34分 | カテゴリー: 活動報告

 昨年9、10月に南田中・富士見台地域の空き家や空き地などを調べるためにまち歩きを行い、その報告も兼ね2月3日、まちづくりについて地域にお住まいの方と一緒にワークショップを行いました。地域の話を伺って、調査では見えてこなかったことや住んでいる人が望んでいることが何かなど地域の声を聞くことがいかに重要か、ますます実感しました。

 南田中・富士見台地域の調査活動から見えてきたことは、次の通りです。

<3つの小学校区域の相違点と共通点>

 ・地形の違いや医療機関・介護施設の多少、高齢化率の違いなどある。

 ・共通点は個人商店がなくなり、近所で買い物するのが困難な地域である。 

 共働きの世帯は仕事の帰りに買い物を済ませたり、週末のレジャーを兼ねてのショッピングが可能です。自転車を利用する人にとっては少々離れたスーパーでの買い物も苦にはならないでしょう。しかし、高齢者にとっては買い物が重労働。この買い物難民状態を解決するしくみが必要です。

 このしくみづくりについて、ワークショップで様々なアイデアを出し合いました。

 ・ネットスーパーを利用するための環境作りへの助成

 ・小学校での定期的な朝市の開催(子どもの消費者教育にもつながるような仕組みにする)

 ・移動販売、移動店舗の復活

 

 また、日常の買い物だけではなく、喫茶店のような憩いの場もなくなってしまったのが寂しいと言う声。散歩の途中に立ち寄り、お茶を飲み取り留めのないおしゃべりをする場があると、地域にお住まいの方とのコミュニケーションが図れます。

 

 

 つい最近ですが、練馬区中村南1丁目、南蔵院から南へ徒歩2~3分に“誰でも気軽に利用できる居場所”として「ワーカーズ・まちの縁がわ 楽多舎(らくだや)」がオープンしました。この“居場所”は、成年後見制度を利用し、亡くなった後自宅を役立ててほしいという遺志をきっかけに立ち上がりました。

 事務局長の清水妙子さんによると、

地域の方の居場所としてはもちろんですが、自立援助や介護支援などたすけあいワーカーズの働き方から、少しゆるやかに働くことができる場として、働き手にとっても必要な居場所。当面高い報酬は難しいが、代わりに“充実感”持って帰ってもらいたい、ということです。

 

「ワーカーズ・まちの縁がわ 楽多舎(らくだや)」の主な事業の紹介をします。

 ・コミュニティカフェ事業  

  地域で暮らす人や情報の交流の場です。ランチやお茶やお菓子でのんびりした時間が楽しめます。(営業日:木・金・土)

 ・相談サポート事業 

  日常の中で困った時、気軽に相談ください。相談に応えながら情報提供や関係機関に繋げていきます。(無料)

 ・ちょこっとサービス 

  日々の暮らしの中でちょっとした手助けが必要な時のお手伝いをします。(有料)

※利用の詳細は、お問い合わせください。(連絡先:03-3990-6386)

  利用者にとっても、働き手にとっても必要な居場所、交流の場として、「楽多舎」の活動が楽しみです。

 

「楽多舎(らくだや)」の前でメンバーと一緒に

 安心して暮らし続けたい地域にするためにも、今増えている空き家や空き店舗を地域の方が気軽に立ち寄れ、気軽に相談できる拠点として活用できるように働きかけていきます。