たすけあいワーカーズを知っていますか? ~NPO・ACT練馬たすけあいワーカーズ ふろしき~

    “NPO・ACT 練馬たすけあいワーカーズふろしき”は、都内に34か所あるたすけあいワーカーズの先駆けとして、1992年に設立されました。「地域に住むいろいろな人を巻き込んで、風呂敷のようになんでも包み込んでいこう」という思いで“ふろしき”と名付けたということです。

 「高齢者になっても、障がいを持っても、子育て中の人も 安心して住み続けることができるまちづくり」を目指して事業を展開しています。育児支援ヘルプなどの練馬区の委託事業も担っています。

  昨年11月のふろしき20周年記念講演では、女流講談師 田辺鶴瑛さんによる「鶴瑛の修羅場介護日記」が上演されました。ご自身の介護体験をDVDも交えて、おもしろおかしく、そして最後にはほろっとさせる講談。その中で「他人はやさしく接することができるが、家族はなかなかむずかしい」という言葉が心に残りました。

 

また、この日の参加者のお土産が陸前高田矢作仮設住宅のおかあさんたちの集まり「ちくちく縫い」で作られた様々な手芸品でした。記念品を発注することで、被災地の支援をしています。

 

 

 

家事や子育ての経験豊富なメンバーで構成している“ふろしき”のようなたすけあいワーカーズの役割は今後増々必要とされるのではないかと考えます。

地域に必要な仕事を作り、自らが出資し全員が運営に参加する雇われない働き方

年齢や性別に関係なくひとりひとりが組織に責任を持つ働き方

それが「ワーカーズ・コレクティブ」です。

地域の仲間ともに、積極的に誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめていきます。