都政を変える! 都民を信じない知事、都議会にNO!

「原発」都民投票の、直接請求による条例案の審議か開始した6月議会。東京都議会での真っ当な議論を期待して、傍聴に行きました。一般質問では、都議会生活者ネットワークの議員が13番目に登壇。「都民投票は、決定の場である議会とともに車の両輪として機能し、民主主義を深めるもの」であることを前提に都知事と議会の見識を質し、「原発」都民投票について質問しました。

都知事は、この運動を「センチメント」と決めつけ、「投票結果が錦の御旗になっては国を滅ぼす」とか、「原発については政府・首相が、政治が決めるべき」などとし、最後に、何が何でもと言わんばかりに「反対!」と大声で言い放ったのです。都民の政治への参加と市民の自治の力を始めから排除し認めない都知事の姿勢には、がっかりしました。また、議員席を見ると、立ち上がって出入りする議員や、登壇者の質問中に、妨害としか思えないような野次を飛ばす議員もいて、このような人たちに私たちの生活を委ねてきたのかと、愕然とする思いでした。

最終日の本会議では、練馬区選出の都議会議員は、その全員が、「原発」都民投票条例に反対しました。練馬区では2万2千人が署名し、東京全体で34万を超える人が署名した、その一筆一筆に込められた都民の意思表示を、真摯な議論も果たさないまま門前払いするとは…。

「都民を信じない」都知事、知事におもねる与党会派の暴挙を目の当たりにし、悔しい思いでいっぱいです。練馬区で、都議会生活者ネットワークの議席を復活させたい、と強く思いました。